2010年06月21日

手を動かすだけのバカのほうが、ゲームは作れた

あまり長いこと更新しないと、自分のブログ書くにも気が重くてしょうがないのですが、twitter書くぐらいの気持ちで、例えだらだらとでも、やっていきたいと思います。やらぬよりはやった方がいい…かな。

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仕事がどーにも進まない明け方4時。
「そうだ! 資料も書籍も全部PDFにしよう!作業効率大アップ!部屋も広くなるぜぁ!!ヒャッハ-!」と叫びながら、ScanSnap S1500をamazonでポチった。

・・・まぁ、なんのことはなくてですね。楽しい妄想で、瞬間的にストレスから逃げただけの話。

そしてストレスも引いた頃、即日届いてしまったそれを前に「すいません、本当は4万も払って欲しいものじゃないんで、返品していいですか!?」と、心の中で叫びながら、受け取り印を押したのが、昨日の夕方ぐらいです。

まぁ、買っちまった物は仕方がありません。個人制作ノートから電子化を進めることにしました。不幸中の幸いか、S1500は想像を超えるいい製品で、正直、電子化作業が楽しい。

「いっそ裁断機も買うか!?」とニヤニヤしながらPDF化されたアイデアノートや企画資料をチェックします。「ぁぁ、これは艦砲射撃!の初期案だ…、これは2ch格闘とSSのアイデアかな? いやー!ヒドイwロクなこと書いてねぇw! まぁ、制作経験が少ないから、こういう書き方しかできないわな、やりたいことはわかるが…」 と思った瞬間、僕は真顔になり、みるみる気分が落ち込んでくるのを感じるわけです。

blog_100621_1.jpg
(ネタ帳兼メモ帳を電子化中…)

なぜか?
なぜって、当時の僕は「艦砲射撃!」「2ch格闘」は完成までこじつけ、「seventhsky」も仮組まではもっていっているからです。

独学、ゲーム制作ノウハウなし、今のような制作資源(機材・素材)もなし、その割にゲーム制作とフラッシュに傾注していて、言うことなすこと偏ってるわけです。いやぁ、人材として値段つけるなら無料でも雇いたくない感じです。

でも負けてる。
ものの見事に負けている。
すくなくとも「自分のゲームを作る」ことでは!

「俺のゲーム」のためにゲーム業界に入った、ノウハウも積極的に積んだ、フラッシュには習熟し、機材も素材も十二分。作りたいものが作れるようになった…。仕事も取れるし、サイトから収益だって期待できる。

でも、 「作らなくなった」…。

「自分のゲーム作りに興味なくなったんじゃない?」というのが直球の結論です。が、それはない。だったら就職でもしてます。深呼吸しながら整理します。

理由の一つに、フリーランスとしてフラッシュで仕事をするようになったので、そっちで「制作の熱」をわりと解消できちゃうってのが1/4。時間的、メンタル的に個人制作を回す余裕がないってのが1/4でしょうか。

残り半分の理由はゲーム制作に慣れちゃったから。
さらには制作の見通しが出来るようになった分、物量にビビるようになり、仕事とも天秤にかけるようになったからです。

制作に対する心持が変わったり、情熱や楽しさが薄れたりすることは、別に怖いことじゃありません。普通のことです。だれだって飽きるんですから。

それでも「俺のゲームを作る」という、青臭い目的を達したいなら、個人制作への向き合い方を変えていかねばなりません。ただ、僕はそれを先延ばしし続けてきたってことです。

ss_movie.jpg

世の中には強い情熱や意思を持って、徹頭徹尾で目的を達する人がいます。ですが、それと自分を比べるのは大して意味のないことです。自分が向き合うのは、芯の弱い信用ならない自分なんです。

「坂道を勢いよく下るような楽しい時間」はとっくに終わり。
あとはまっすぐ続く坂を、歯を食いしばって上っていくのか。
それともこのU字の底で、横道にそれて就職でもするのか。

保留するのはとても楽です。いつでも可能性を残しているので。
でも、もうそんな時期じゃない。

ぉー憂鬱だ。夏に仕事入れなきゃ良かったね。
posted by TANAKA U at 09:45| Comment(212) | TrackBack(0) | ゲーム制作日誌


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