2009年06月22日

東方の即売会へいってきました

その前に、マテスナについてのご報告を。
直近の更新予定はオプションの整備と、服2種追加というシンプルなものを予定しています。次の大きな更新はステージ3.5の追加です。ラブレターじゃなくて幽霊撃ちますの方が、作るのは簡単だったなとちょっとくじけ気味です。

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         /今は仕事で煮詰まってて、マテスナはあまり進んでません!\

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ここから下は即売会を覗いてきましたという、ごく個人的な話でございます。

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posted by TANAKA U at 00:28| Comment(90) | TrackBack(0) | ごく個人的なこと

2009年06月20日

スナ子とマテスナの話

                       \いいか! 全ての基本は訓練だ! /
matsnp_to.jpg
                      /まだ13kmあるぞ 歯を食いしばれ!\

スナ子は体力バカで、本当は持久力と足に真髄がある。
狙撃手より、マラソンランナーとしてメダルを狙ったほうがいいかもしれない。(※1)

本来、狙撃手に必用とされるのは忍耐力と観察力、つまるとこスカウトとしての能力であって、跳んだり跳ねたり走ったりというのは、どちらかと言えば狙撃手の仕事ではない。(ただし兵士の基本ではある)

そういう意味でスナ子は「狙撃銃付きバンビ」のようなもので、能力とやっている事にはちょっとズレがある。それだけの足があるならそれを活かすべきであって、4つ足で仁王立ち状態で狙いを定めるバンビは何かがおかしい。跳んで走れよ。

(※1)ただし、ゲーム的な事情で息を止めると短い。

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ここから先はマテスナ人物達の裏話、というかただの箇条書きでメモです。
申し訳ないながら推敲さえしてませんので、読みたい方だけどうぞ・・・。
読めなくてもマテスナは楽しめます。

 --- ↓選択して反転させると読めます↓ ---


スナ子は軍属ではなく、民間軍事会社に住み込みしている女の子であって、立場も限りなくアルバイトに近い準社員。

こんな珍妙なところに住み込んでいる理由は、母親を失い遠い親族の元に身を寄せることになったが、その人物が元軍属の大佐であり、今は民間軍事会社の重役だったからである。(左官以上の退役軍人が民間軍事会社へというのは良くある話)スナ子は「叔父さん」と呼んでよく慕っており、「叔父さん」も孫のようにスナ子をかわいがっている。ただし血のつながりは全くない。スナ子の前ではただの孫がかわいい爺であるが、本当はかなりの人物。特に人脈が広く、軍と軍需会社に顔がきく。

教官はこの軍事会社に勤務している。若くから軍属となり、海兵隊、特殊部隊を経て、ヘッドハンティングで民間軍事会社に移り、傭兵紛いの仕事をして数々の戦場で名を馳せた人物。特に低強度紛争地での任務を得意とし、狙撃と爆発物の達人でもある。ある事件を契機に退職し、しばらく戦場からは離れていたが(というか無職だったが)、今はスナ子と同じ民間軍事会社に身を寄せている。30代前半。

彼は傑出した「兵士」であって、年齢から言ってもまだまだ戦場に立てる身だが、本人の意思で行っていない。現在の仕事は各所に出向いての「教育」であり、訓練プログラムの作成・提供・実施を行っている。インストラクター・アドバイザーとしても有能であり、彼を教官として迎えたいという話は掃いて捨てる程。しかし、もう軍事に関わる事自体に迷いがあるらしく、気が向かないと働らかないと社内では大変評判である。

スナ子の教育は働くことに気が向かない時に行っている。彼はことあるごとに「とっとと辞めて配送屋か企業のロゴでもつけてマラソンを走れ」とスナ子に皮肉をこぼしているが、それはこの世界から離れて欲しいと思っているからである。しかし、歯切れが悪いのは能力を認めているからである。ダイヤの原石と分かっていて、それを川に放り捨てるのには覚悟がいる。

そもそもスナ子を鍛えたのは、両親を失って無気力だったスナ子を立ち上がらせるための「緊急回避的手段」だったわけで、こうまでスナ子がのめり込んだのは、まさしく予想の外。強い言葉を投げつけながら複雑な目でアイリスを眺める日々を送っている。

「鍛える」という理由を選んだのは、長く戦場だけで生きてきた彼がそういうい方法しか知らなかったためである。そもそも並み社会生活さえ不器用な彼に、カウンセラーまがいのことなどできない。ただし、視点も定まらず震えが止まらない新兵を一人前にする方法は良く知っていた。そして実践し成功した。・・・が、行き過ぎた。「アイリス? ちゃんと聞いてるか?どこまで行く気だ?! おぃ!?アイリスー!!?」←いまここ

そんな気も知らず「シモ・ヘイヘとハンス・ルーデルに憧れているんです!」と呟きながら、トラックを走り回り、射撃場に立ち、日々腕を上げていくスナ子は、喜びと不安を同じだけ与えてくれる存在である。元々不眠症気味だった教官だが、今はスナ子のせいで頭痛持ちになっている。


 --- 以下、TANAKA Uのどうでもいい話 ---

pixivでたくさんの絵師さんとイラストを眺めていると、微妙に即売会に行きたい気持ちになったので、近場でなんかないかと探したら(←ここらへんが煮え切らない部分)東方崇敬祭というイベントが徒歩10分だった。これは近い。というか近所だ。

今まで、即売会へ足を運んだのは一度だけの上、本の一冊もめくらずに帰ってしまった身としては、今度こそ何か一冊買って帰りたいところである。あんまり混まないイベントだとうれしいけど、どうなのだろうか。
posted by TANAKA U at 00:52| Comment(79) | TrackBack(1) | ゲーム制作日誌

2009年06月18日

スナ子がっ!スナ子がたくさん!

ピクシブにたくさんのスナ子がががっ!

どれもとても可愛いので、ブログでちょっとご紹介。
外部サイトへの公開が許可されているものしか、ここでは紹介できないのが残念。
「マテリアルスナイパー」で検索すれば全て見られます。ピクシブが見れない!って人はここから登録できます。無料。
(ピクシブはイラストに特化したSNS(mixiみたいなもの)です)
















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スナ子は相当な没個性キャラだと思っていたので、こういう形で受け入れてもらえたというのは、すごく意外です。ただ、一枚の絵として弱い(下手な)分、動きや表情やゲーム全体でそれを補おうとしました。それがよかったのかもしれません。面倒に思いつつも手を掛けてよかった。


(-ω- <小奇麗な事を書いていますが、心の底ではうれしさの余り服を投げ打って小躍りしてます。

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マテリアルスナイパーの主人公の名前は「アイリス」です。
名前の由来は「これが実銃だ!?」のアイデアメモに(アイリス)と書いてあったからです(先日のブログ参照)。自分の作品なのにわざわざ括弧をつけて名前を書くあたり、「これでいいのか」という迷いが伺えます。

当人もメモしてから3年程、実は名前をつけていたという事実を忘れていましたが、この名前でフィックスしたいと思います。

名前を決めたのに今でも「スナ子」と書いているのは、こちらの方が名前の滑りが良いというか、気に入っているためです。
愛称みたいなものですね。
posted by TANAKA U at 11:27| Comment(57) | TrackBack(0) | ゲーム制作日誌

2009年06月09日

いろいろ買い込む

学習用の本と機材をいろいろと買い込みました。

小銭を貯金しても寒いし、むしろ預金残高が危険なことになれば、創作(労働)への意欲も高まるに違いない!なにより、増えもしない貯蓄に回すよりは、ゲームという資産に変換した方がずっと良い。たぶん。

blog_0609.jpg

今回の色物、左下のあやしげなキーボードはショートカット・マクロ専用の、X-key64です。
あれこれ怪しげな使い方が出来るのですが、今は使い方を試行錯誤していることろですかね・・・。タブレットは正直早まった。(^q^ <僕はインティオス1で十分でした!


一番良い買い物だったのはこれ

ゲームプログラマになる前に覚えておきたい技術
平山 尚(株式会社セガ)
秀和システム
売り上げランキング: 1065


セガの現役の(ここ重要)プログラマーさんが執筆。
C++の応用と、2D・3Dの基礎、他ゲームプログラミングに必用な知識が丁寧かつ実践的にまとめらています。切れのある文体も良く、ちょっと突き放したような書き口でもあるのですが、だからこそ理解が深まります。

書店に行くと、いわゆる「ゲームが簡単に作れる本」が、ごろっと並べられています。
しかし、最初から強力なライブラリを当てにしたり、本当に理解が必要だが説明が難しい項目をすっとばしたり、ともかく「オレにもゲームがつくれそう!」「なんか作れた!」という快感だけを迅速に提供することを目的にしたものが、結構あるのです。

「ともかくゲーム作りに触れる」というのも個人的には重要だと思うので、そういう本も必要だと思います。しかし、プログラマとして会社に属し、5年10年とフルプライスのゲームを作っていくための基礎を学ぶには、どう考えたって厳しいだろうとも思う。


実はこの本、二年前の自分にこそ必用な本でした。
当時、私は部署が変わりXBOX360のプログラマとして働くことになったのですが、
驚くなかれ、当時はC++での業務経験が一切無かったのです。
( せいぜい学生の頃、真っ黒いコンソール画面に文字とAAを並べたくらい )

自分の「絵回りでもプログラムでも(一応)やれる」というスキルを見込まれたところがあり「C++の方は今後覚えてくれればよい、フラッシュでゲーム作ってるから大丈夫でしょ?」という話しだったが、んなこたない!
アクションスクリプト1から独学でやった人間の作法と、C++でがっちり作られた巨大なソースでは作法が違いすぎる。

(-ω-; <とんでもないところに配属されてしまった!

結局C++の基礎を学ぶために「C++の基礎の本」を買い、既存のソースにデザインパターンがあるから、「デザインパターンの本」を買い、ゲームプログラムの勉強が必要だから「C++でゲーム作りの本」を買い、「バグ取り回りの本」を買い、あれを買いこれを買い・・・。
しかも、書き手がバラバラで統一感のないそれぞれの本から、今、必用な情報ひとつひとつ拾い集めなければならなかった。お金も掛かるし、効率ももちろん悪い。仕事だからしましたが・・・。

結果だけ話せば、良い先輩方に恵まれた事もあり、なんとかプロジェクトは無事に終わりました。しかし、当時この本が最初に一冊あれば、どれだけ楽だったか。
そして、早くにC++を習熟できていれば、もっと良い形でプロジェクトに貢献できたはずです。
わずか一年間の経験だったとは言え、あの経験があったからこの本の有り難味がわかります。

「一冊でおおまかなことがわかる本がない事を、私はずっと理不尽だと思っていた」と作者のあとがきにありますが、まさしくその不満を満たしてくれる本。
こういう本を世に出したことだけでも、ゲーム業界全体への素晴らしい貢献だと思う。
(-ω- <まさか、学習のために買った本でこんな気持ちになるとは・・・。

「ゲームプログラマになる前に覚えておきたい技術」というタイトルに偽りなし。
いや、買ってよかった。
posted by TANAKA U at 02:30| Comment(48) | TrackBack(2) | ゲーム制作日誌

2009年06月06日

マテスナ更新しました。

今回の更新内容は以下です。

 ・風要素の追加 (HARD、VERYHARDモード)
 ・風要素のチュートリアルステージ(ステージ2.5)の追加
 ・ステージ1のメッセージ回りを変更
 ・ステージ3の表示を一部変更

ステージ2.5は、ステージ2をクリアすることで開放されます。
一応クリア済みの場合は自動開放されるはずですが、されない場合は、もう一度ステージ2をクリアしてみてください。
ステージ2.5をクリアすると、高難易度モードが開放されます。

もし、不具合などありましたら、こちらのコメントにお願いします。

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ステージ3の高難易度で、撃つ場所を示すサークルが見えにくい問題を確認しています。
直近は対応しませんが、手が開いた時に直します。

高難易度モードのポイントを増やすの忘れてました。今日明日で修正します。

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マテスナの作り心地の悪さは異常。もちろん自分のせいとはいえ、どうなってんだ。(^q^
これに比べると艦砲射撃とかおもちゃ作ってる気持ちです(^q^ !
向かい合う気力と時間があるうちに、進めないとヤバイ。本当にヤバイ。

(^q^ イェーィ ← この顔が気に入ってます。今の心境に似ているので。


 --- 0606 06:00追記 ---

以下の不具合を修正しました

 ・ステージ2.5の夜間モードがおかしい
   →夜間モードフラグ指定抜け

 ・ステージ2.5の最初の的がクリティカルだと終わらない
   →クリティカル終了モーションがないのに、指定されていた。

 ・高難易度でもポイントが増えない
   →増えるようにしました。HARDx1.5 VHx1.7 Rx2

 ・リトライすると風が消える
   →指定抜け。初期処理まとめてないからこんなことに。たぶん直ったはず

 ・キャラの全面にも木の葉追加。
  「風の向き」がスコープとスナ子で一致してない問題はスルー。

全面の木の葉は半透明なので、負荷が気になります。
処理が重いという場合は、気軽にコメントしてみてください。

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ステージ2.5とは風要素のチュートリアル「風!読みます!」のことです。
4・5ステージと、右側の列の2つめは実装されていません。
posted by TANAKA U at 00:12| Comment(190) | TrackBack(0) | 新着情報

2009年06月03日

今週中に更新します

マテスナ今週中に更新します。
内容はマテスナ風要素の追加(上級ステージ)と、そのチュートリアルです。

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スナ子の設定資料を探して棚をあさっていたら、これが「実銃だ!」のメモが出てきたのでアップ。アメリカで撃って、即書いたという事は4年前のか・・・。

blog_grp1.jpg
こっちはざっくりの画面イメージと、試射した銃についての感想とメモ。左上に「これ、スキャンの事」とありますが、実際これをスキャンして整えて作りました。

blog_grp2.jpg
二枚目は抑えたい要点が書いてある。上の方に目的が書いてあるが、実際のところは作る理由づけをしたかったのでなかろうか。


別紙にスナ子の名前が「アイリス」と書いてあったが、
当人が忘れているくらいなので、もうスナ子でいいような気も。
もうすこし保留にしておきます。

で、元々の目的であるスナ子の設定・イラストをいくつか見つけたのだけど・・・。

blog_matsnp_face6.jpg

blog_matsnp_face3.jpg

blog_matsnp_face4.jpg

blog_matsnp_face5.jpg

blog_matsnp_face1.jpg

blog_matsnp_face2.jpg

v(^q^)v 全部絵柄が違う! しかもバストアップだけ。

全身図はジーンズとハーフパンツのものがあったが、「下半身は描かない」(ゲーム中に表示しないの意)とキリっと走り書きされていた。
デッサンは諦めて、コードを打って、タイムラインを引こうぜという、いい割り切りが感じられる。
そうじゃないと、完成しないものなぁ・・・。

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なんとスナ子を描いてくださった方が結構いて、pixivで「マテリアルスナイパー」で検索すると、かわいいスナ子が見れます。
pixivのIDを持っている方は、ご覧になってみては。
(-ω- 絵描きさんのスナ子かわいいです。

blog_matsnp_thm.jpg
pixivでマテリアルスナイパーで検索した画面
posted by TANAKA U at 18:45| Comment(87) | TrackBack(3) | ゲーム制作日誌